保護の内容

新施設が令和7年3月に竣工し、同年5月から事業を再開しました。

当施設の保護の内容は概略次のとおりであります。

宿泊と食事の提供
一定期間宿泊・食事を供与して当座の生活に必要な条件を整えさせます。


就職の援助,支援
社会生活をする上で基礎となる就労について、自ら仕事を積極的に求めるようにハローワーク(職業安定所)等を通じて求職活動を勧めているほか、協力雇用主への就職を援助します。


自立のための援助・支援
保健所や福祉事務所等の公共の衛生福祉機関等から必要な保護が受けられるよう援助します。
貯蓄の励行を促し、現金は当座必要な金銭を除いて預けるようにしているほか、金融機関への貯蓄をすすめるなど自立更生に向けて指導します。


相談と支援
在会者と意思の疎通を図ることに努め、身上相談等を通じて生活指導を行います。借金や被害弁償等法的な問題の相談に対しては弁護士による法律相談を定期的に設けています。
なお、保護観察所による保護観察官の定期駐在で指導も行われています。


更生のための専門的処遇
AA (アルコール依存症からの脱却を目的とする集まり、ダルクと連携した薬物ミーティング及びSST(Social Skills Trainingの略:人間関係や社会生活に円滑に適応していくためのトレーニング)を実施し、再犯を防止し健全な社会人として立ち直るための指導、援助を行います。

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